本イベントは、終了いたしました。皆さまのご参加ありがとうございました。
『気候危機の時代に希望を見出す 〜ポール・ホーケンが語る』 開催報告
2025年8月24日(日)、世界的な環境活動家であり『ドローダウン』『リジェネレーション』の著者であるポール・ホーケン氏をお招きし、オンラインイベントを開催しました。
ポール氏は冒頭で「希望は恐怖に依存する。必要なのは“勇気”だ」と語り、私たちの行動に直接つながる姿勢を示されました。また「気候危機」という言葉は使わないとし、「危機にあるのは気候そのものではなく、人間の暮らし方」だと指摘しました。
先住民の自然観についても触れ、「自然を対象化しない。自然=自分であり、すべての生命は互いに会話している」と語られました。植物同士のコミュニケーションや菌根菌と根のやり取りが科学的に証明されていることを例に、「すべての命は地中から出ている」という視点を示しました。
さらに、問題の解決には「下流(結果)」ではなく「上流(原因の源流)」を見直すことが重要だと強調しました。大量生産・大量消費、資本主義的な欲望のあり方こそが根本原因であり、「生活の仕方や消費の選択を変えることで環境をよくすることができる」と語りました。
「嘆きや悲しみがあるのは“愛”があるから。ハートはいつも真実を語る、ハートに考えさせる必要がある。」との言葉に、心が温まりました。共にお時間を過ごした皆様、ありがとうございました。
📣 参加者の皆様のご感想
・ポールの言葉が一つひとつ深く響いた
・「問題の源流に遡って考える」という根本的な視点に触れられた
・最近読んだ本と重なり、勇気をもらえた
・「自然と私たちは別ではない」「愛の話」が特に印象的だった
・「we / climate crisis は他人事に聞こえる」→ 言葉の大切さを再確認できた
・敬愛する四井さんとの対話も聞けて良かった
・講演・質疑応答・対話の3つがあって学びが深まった
・翻訳がとても聞き取りやすかった
・講演というより“つぶやき”のようで身近に感じられた
💡 改善点としては、
「もっと長時間だったら」「具体的な動きを聞きたかった」「交流の時間が欲しかった」などのお声もいただいています。
🌱 今後取り上げてほしいテーマ
・都市でできる「本当に豊かな暮らし」とは?(田舎暮らしとの比較も含めて)
・ポールさん来日の機会
・実践のヒントや実践者紹介、横のつながりづくり
・『Carbon』日本版読書会
・世界や私たちが具体的に取り組めること
・再生可能エネルギー(再エネ)
アーカイブは一週間を目安に配信・販売いたします
さらに、今冬にはポール・ホーケン氏の新刊『カーボン』が日本でも刊行予定です。刊行に合わせてイベントを開催予定です。どうぞご期待ください。
<イベント概要>
気候危機時代の”再生”というビジョン
環境本の世界的ベストセラー『地球温暖化を逆転する100の方法ドローダウン』や『気候危機を今の世代で終わらせる リジェネレーション(再生)』で知られるポール・ホーケンが、年々深刻化する気候危機と、昨今の不安定な社会における“希望と行動”について語ります。
◉イベント概要◉【終了】
日時:2025年8月24日(日)9:00〜11:00(日本時間)
開催形式:オンライン(Zoom)*アーカイブあり
本イベントは、いまなお精力的に世界に発信し続けているポール・ホーケンの新刊『カーボン』(今冬日本でも刊行予定)に込めたメッセージを、日本でいち早くお届けする貴重な機会でもあります。 炭素(カーボン)は悪者ではなく、地球再生の鍵となるいのちの元であるという、「いのちの書」がもたらす視点。そして私たちひとりひとりが、“再生者”となり得るという彼の言葉に、ぜひ耳を傾けてください。
また特別ゲストには、「地球再生型生活記」著者であり、いのちが集まる仕組みを追求してきた四井真治さんをお迎えして、ポール・ホーケンの話を私たちの日々の実践につなげていく、希望ある視点をいただきます。 ご期待ください。